時計豆知識

1. 防水について。

 

10気圧や20気圧、ダイバーズウォッチなどの防水時計でも長年使うとパッキングが劣化します。劣化が起きると水・汗が入り込みます。電池交換や分解掃除の度にパッキングの交換を依頼していただくのが長使いできる秘訣です。

 

  また水や汗、雨に濡れた場合は拭き取っていただくことをお勧めします。

 

  ※防水が強い時計でもお風呂・温泉・洗濯機は厳禁です。

  ※防水性能は[日常生活防水(3気圧防水)<5気圧防水<10気圧防水<20気圧防水]の順で高くなります。

 

 

 

2. 携帯電話やスマートフォン、磁気健康器具、その他磁気製品と一緒にしない。

 

時計は磁気に弱く、磁気の影響を受けると時計の針が狂います。その場合、リューズやボタンで針を修正すれば正常に戻りますが、磁気の影響を受け続けると時計の精度に影響が出ます。磁気製品とは5cm以上離してお使いください。

 

特にタブレットやスピーカー、電動工具などは10cm以上離してご使用ください。女性の方はハンドバックのマグネット式留め具にもお気を付けください。

また、整骨院や整形外科で電気治療を受けると時計は狂います。治療の際は時計を必ず外し治療器具から遠ざけてください。

 

※磁気による狂いの場合、時刻へ修正すれば、再び正しく運針します。

 

 

 

3. 保護シールは剥がす。

 

時計の裏蓋やバンドに保護シールが貼られている場合、剥がしてご使用ください。シールとの隙間に水分や埃などが入り込み、錆の発生につながります。

 

 

 

4. 時計の日付合わせは夜間しない。

 

腕時計は大変繊細な部品を使用し作られています。日付を変える際、時計の針が夜間(概ね20時~翌5時頃)にある時は、機械内で日付を変える機構が動いています。この状態でリューズを回し日付を変えると無理な力が加わり歯車などの破損につながります。

 

必ず、最初に針を昼間の時間帯に持っていき、そこで日付を変えてください。その後に針を夜の時間へ移動する分には問題ありません。

 

※時計の針は必ず時計回りで回してください。

 


ダメ。ゼッタイ。「1万円の電波時計」

テレビや新聞などの通販でよく見る1万円の電波時計。当店でも過去に沢山販売させていただきました。

 

しかしながら、この手の時計は針が狂い易いのです。磁気や衝撃により針が5分ズレたら、寿命が来るまでそのままです。説明書を開いてもらい「針の基準位置合わせ」をすれば元に戻りますが、かなり面倒な作業です。(当店ではその作業を有料で2日お預かりするほど面倒です。)

時計の針のズレは電波時計に限ったことではありませんが、普通の時計ならリューズを回して簡単に修正できます。でも電波時計はそう簡単ではないのです。機械のプログラムを修正するため、あちこちのボタンを押して複雑な操作が必要です。

概ね3万円~5万円を超える電波時計では針位置自動修正機能がありますので、針がズレても1日そのままにしておけば自動で修正します。でも1万円で売られている電波時計にはその機能はありません。

「電波時計なので永久に時間は狂いません!」の一言に絶対に騙されないようにしてください。

 

また電波時計の機械はまだまだ高価です。1万円で売るためのコスト削減として、ケースの素材はステンレスに見せかけた樹脂(プラスチック)で、使い方が荒いと壊れます。もちろん色も剥げます。風防もガラスとしては一番ランクの低いガラスやプラスチック素材で毎日着用していると傷だらけになります。

バンドも市販のバンドには交換できない専用バンドの場合が多く、そのバンドも4千円前後します。

機械も一番ランクの低いものを使っていますから、大きくて厚みがあります。

正直に言って、良いところが一つもありません。 

1万円で電波時計を買うなら、その値段で従来のクオーツ時計を買った方が長持ちします。

 

なので当店では針位置自動修正機能が無い1万円クラスの電波時計の販売は終了とさせていただきました。電波時計なのに針が狂ってしまっては使い物になりませんので。

ちなみに、何十万円という高級時計で電波時計を採用していないのは機械の信頼性がない為です。